ロッソ・カッパ IGT トスカーナ
畑は50m~3500mと丘陵と平地の畑双方を利用。
土壌については同様に粘土に石灰が多く混ざる水はけの良い土地。
収穫は9月上旬に行われ、除梗する。
重さで一部が自然にプレスされ、20%程度の発酵が始まってくるこの段階で実を選定し、人力(足)でモストを搾る。
1000Lのプラスチック製コンテナ(大型の桶の様な物)で温度コントロール無で撹拌をしながらアルコール発酵。
発酵の終了後、14日程のマセレーションを経て、500Lのオーク中樽(10%新樽)で12カ月熟成。
その後セメントタンクで6ヶ月熟成させた後、ボトリング。
瓶内で6カ月寝かせて出荷される。
第一印象として甘味のある軽く煮たフルーツの香り、口に含むとプラム、チェリー、及びラズベリーを彷彿する濃色の果実をクラッシュした際に感じる鮮烈、且つ芯の強い果実の香りが強く出ています。
口に含むと、赤い果実のしっかりした味わいと共にドットの極めて細かいタンニンを感じつつ、鉄分のニュアンスが全体を引き締めています。
前ヴィンテージ(2013)と比べて濃厚さとスパイシーさが抑えられたものの、引き締まった酸味も相まって筋肉質な強い体躯を感じる。
もちろん、その核心たる要素は凛とした果実味である事は言う前でもないが、スムースな喉の通りは前ヴィンテージ(2013年)に比べて長けている事は明白。
暑かった2013年の粘りのあるスパイシーで濃密な味わいとは異なるのは自然な事ですが、このスムースさはワインとして大きな進化と捉えて良いでしょう。
<おすすめお料理>猪ロースのグリル・ハラミ
<ワイン担当者のコメント>
2年ぶりの生産。
カベルネフランらしい印象的なタンニン、プラムやブルーベリーの様な濃密ながらも清々しさを兼ねた、しつこさが無くふくよかな飲み応えを楽しめます。
例年よりも明らかにスムースさを感じるがパワーも健在。鉄分を彷彿するニュアンスが肉料理等に是非合わせたいワインと感じさせるでしょう。
下のランクとは異なる密度の濃さは圧倒的です。。
【商品名】 |
ロッソ・カッパ IGT トスカーナ |
【原産国】 |
イタリア |
【生産地】 |
ピサ県カステッリーナ・マリッティマ |
【製造元】 |
Fattoria Kappa( ファットリア・カッパ ) |
【ワイン種別】 |
赤ワイン |
【ぶどう品種】 |
カベルネフラン45%・シラー45% メルロー10% |
【ボディ】 |
軽口重口 |
【内容量】 |
750ml |
【アルコール分】 |
14.0% |
* 酸化防止剤(亜硫酸塩)含有
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